MORIN KHUUR

モリンホール(馬頭琴)について                                                

 ユネスコ世界無形遺産に登録されているモンゴル民族伝統楽器モリンホール(馬頭琴)の音楽は、日本で「スーホの白い馬」 の物語として有名です。モンゴル語で、『モリ=馬 、ホール=楽器』 を意味しており、弦は馬の尻尾やナイロンで出来てます。同じく、馬の毛を張った弓で弾きます。弦の押さえ方が、指で弦を横から押すような形になるのが特徴です。 モンゴルでは幸運を「ヒーモリ」(風の馬、または天馬)と呼び、モリンホールの音色を耳にした人に 「幸運が訪れる」とされ、舞台音楽以外にも結婚式や祝い事には欠かせない音楽となっています。

 

 

 

モンゴル国立モリンホール(馬頭琴)交響楽団の演奏